大学のレポートは先輩のをコピペして突破してきました。よしだです。
今日はコピペの話。
AIが普及してきて、正解を探そうと思えば昔よりも簡単に辿り着けるようになりました。
ということは、要領の良い人とそうでない人との間の生産性の溝みたいなものは徐々に埋まりつつあるわけですが、
そんななかでどうやって独自性を見出していくの？そもそもビジネスにおいて独自性って必要なの？
みたいなことを書いていこうと思います。
「コピペで稼ぐ」幻想から抜け出す方法とは？
最近、「コピペで簡単に稼げる！」といった商材やオファーを目にする機会が増えています。確かに、そうしたものは魅力的に見えるかもしれません。しかし、こういった手法にしか関心を示さない人には、自由な未来は訪れないのが現実です。
なぜなら、「コピペでできる＝誰にでもできる」ということだからです。誰にでもできることしかやらない人の市場価値は、必然的に低くなります。さらに、そうした人々は過酷な競争の波に飲み込まれがちです。同じフィールドに、同じスキルレベルのライバルが大量に存在するからです。
例えば、ある交差点で突然何千人もの人がティッシュ配りを始めたらどうなるでしょうか？当然ながら、すぐに飽和し、誰も受け取らなくなります。「コピペで稼ぐ」という手法も同じで、最初は利益が出るかもしれませんが、多くの人が参入することで競争が激化し、稼ぎにくくなるのです。
次のセクションでは、実際に過去に流行った手法とその末路について詳しく見ていきましょう。
短命に終わる「ラクして稼ぐ」手法の実態
過去にも「誰でも簡単に稼げる」と謳われた手法は数多く存在しました。その中の一つに、「一劇筆札∞」という手法があります。これは、号外広告で集めた読者に無料オファーをアフィリエイトするというもので、一時的に話題になりました。しかし、現在では実践している人をほとんど見かけません。
その理由はシンプルです。広告を出稿できる場所には限りがあり、一定数の人が同じ手法を試せば、当然ながら反応率は急激に低下します。つまり、最初に実践した人が一時的に稼げたとしても、後発組が参入すると一気に競争が激化し、稼ぎにくくなるのです。
これは決して「一劇筆札∞」が完全にダメな手法だったというわけではありません。実際に、これを応用して今も利益を上げ続けている人はいます。その違いはどこにあるのでしょうか？
結論を言えば、「頭を使っているかどうか」です。ただコピペして実践するだけでは、すぐに飽和して稼げなくなります。一方で、仕組みを理解し、自分なりの工夫を加えて応用できる人は、長期的に収益を上げ続けることができるのです。
では、コピペで稼ぐ手法が完全に無意味なのかと言うと、そうとも限りません。次のセクションでは、「ラクして稼ぐ」仕組みが成立する条件について詳しく解説していきます。
「ラクして稼ぐ」ことができるのは限られた人だけ
コピペで稼ぐ手法が通用するケースはあります。ただし、それは特定の条件を満たした人に限られます。たとえば、以下のような人々です。
巨大なメディアを持っている人
すでに影響力のあるブログ、メルマガリスト、SNSアカウントを持っている人は、特に新しい戦略を考えなくても一定の収益を上げることができます。こうした人々は「コピペでも稼げる」かもしれませんが、それは過去の積み上げがあるからこそ可能なのです。
莫大な広告費を投下できる人
広告の力を使えば、短期間で大量のアクセスを集め、成果を出すことができます。しかし、これは資金力がある人に限られます。初心者が真似しようとしても、広告費を回収できずに終わるケースがほとんどです。
つまり、何の資産も持たず、戦略的な思考もせずに「コピペだけで稼ごう」とする人は、最終的に市場から淘汰されてしまいます。これは「ビジネスの本質」を理解していないことが原因です。
一時的な裏技を追いかけても、すぐに環境が変われば使えなくなります。そして、また新しい裏技を探して…という無限ループに陥ってしまうのです。この「無限地獄」から抜け出すには、どのような思考を持つべきなのでしょうか？
次のセクションでは、長期的に安定した収入を得るための考え方について解説します。
「無限地獄」から抜け出すための考え方
コピペで稼ぐ手法を追いかける人の多くは、次のようなループに陥ります。
- 「簡単に稼げる」と謳われた裏技に飛びつく
- しばらくは稼げるが、競争が激化して飽和する
- 収益が減少し、次の裏技を探し始める
- 新しい手法を見つけ、また飛びつくが、同じようにすぐ飽和する
- 繰り返し…
このサイクルを続けている限り、安定した収入を得ることはできません。結局のところ、一時的なテクニックに依存するのではなく、「本質的なスキル」を身につけることが重要なのです。
では、どのようにしてこの無限ループから抜け出せばよいのでしょうか？
「誰にでもできないこと」をできるようになる
市場で成功するためには、他の人が簡単に真似できないスキルやノウハウを持つことが不可欠です。具体的には、以下のようなスキルを磨くことで、長期的に安定した収益を得ることが可能になります。
1. 商品の売り方をマスターする
ただ単に「稼げる方法」を探すのではなく、「どうすれば人は商品を購入するのか？」という視点を持つことが重要です。マーケティングやセールスライティングの基礎を学び、実践することで、どんな状況でも稼げる力が身につきます。
2. 独自の価値を提供できるようになる
コピペで稼ごうとする人の多くは、「自分で価値を生み出す」ことを避けています。しかし、本当に稼げる人は、自分の強みや専門性を活かし、他の人にはできない価値を提供しています。たとえば、独自の情報発信をすることで、競争を避けることができます。
3. 環境の変化に対応できる柔軟性を持つ
インターネットビジネスの世界では、トレンドが変化するスピードが非常に速いです。特定の手法だけに頼るのではなく、環境が変わっても対応できる柔軟性を持つことが大切です。
例えば、一つのプラットフォームに依存するのではなく、複数の収益源を持つことでリスクを分散できます。
数ヶ月の努力が、一生の安定につながる
「コピペで稼ぐ裏技」を探し続ける人の多くは、短期間で結果を出そうとします。しかし、それは非常に効率の悪い方法です。
むしろ、数ヶ月かけてマーケティングや商品販売のスキルを習得した方が、長期的にははるかにラクになります。なぜなら、一度「売る力」を身につければ、どんなビジネスでも応用できるからです。
「誰にでもできること」から抜け出し、「誰にでもできないこと」をできるようになったとき、初めて無限ループから解放されます。
次のセクションでは、「ラクして稼げる」と主張するビジネスがなくならない理由について掘り下げていきます。
「ラクして稼げる」ビジネスがなくならない理由
「コピペで簡単に稼げる」「完全自動で収益化」などのキャッチコピーを掲げた情報商材やオファーは、今後もなくなることはないでしょう。その理由は、人間の心理に深く根ざしています。
人は「努力を避けること」に敏感
『現代広告の心理技術101』という書籍には、次のような一節があります。
「人は努力しなければならないことにはとても敏感で、努力を避けられることなら何でもする」（p.236）
ー『現代広告の心理技術101』
これは非常に本質的な指摘です。多くの人は、できる限り楽をして成果を出したいと考えます。そして、その「楽をしたい」という心理を巧みに利用することで、「簡単に稼げる」と謳うビジネスが成り立っているのです。
つまり、頭の良い販売者は、いかに「努力しなくても結果が出る」と思わせるかを徹底的に研究しています。その結果、「誰にでもできる簡単な方法」という形で商品が提供され、多くの人が飛びつくのです。
「ラクして稼げる」と言われて群がる人 vs. それを売る人
結局、一番ラクに稼げるのは、「ラクして稼げる」と謳う商材を買う側の人ではなく、それを売る側の人です。
成功している人たちは、「人は楽をしたがる」という心理を理解し、それを刺激するマーケティングを行っています。
これに気づけば、考え方が変わるはずです。「自分も楽して稼ぎたい」と思うのではなく、「どうすれば、楽したいと思っている人たちに価値を提供できるか？」を考えるようになります。
「楽をする側」から「楽を提供する側」へ
本当に成功したいなら、「楽をしたい人」として行動するのではなく、「楽をしたい人に価値を与える側」に回ることが重要です。
・「簡単に稼げる方法」を探し続けるのではなく、「人はどういう情報に価値を感じるのか？」を研究する
・短期的な裏技に依存するのではなく、「自分の知識やスキルを磨いて、それをビジネスに活かす」
こうした視点を持つことで、単なる情報商材の消費者ではなく、提供者側に回ることができます。そして、提供者側に回った瞬間から、ビジネスの景色はまったく違ったものに見えるでしょう。
次のセクションでは、具体的にどのように「提供者側」に回ればいいのか、その戦略について解説します。
「提供者側」に回るための具体的な戦略
「ラクして稼ぐ」ことを求める側ではなく、「ラクして稼ぎたい人に価値を提供する側」に回ることができれば、収入は安定し、競争にも巻き込まれにくくなります。しかし、多くの人は 「どうやって提供者側になればいいのか？」 という疑問を持つでしょう。
ここでは、初心者でも提供者側に回るための具体的な戦略を解説します。
1. 情報発信を始める（無料でもOK）
まずは、自分の知識や経験を発信することからスタートしましょう。ブログ、YouTube、X（旧Twitter）、Instagramなど、自分が得意とする媒体を選びます。
何を発信すればいいのか？
・自分が実践して得た知識やノウハウ
・実際に試したビジネス手法のレビューや改善点
・マーケティング、セールス、コピーライティングに関する学び
特に、ビジネス系の情報を発信する場合、「自分が実践して得た知識」をベースにすることが重要です。ネット上には情報が溢れていますが、「実際に試してみた」という実体験には価値があります。
発信するメリット
・自分の知識が整理される
・フォロワーが増えると収益化のチャンスが生まれる
・無料でも有益な情報を発信すれば、信頼される
発信を継続していくことで、次のステップである「価値を提供する商品・サービスを作る」ことが可能になります。
2. 独自の商品やサービスを作る
発信を続けていくと、「この分野なら詳しくなった」というテーマが出てきます。その知識を生かし、オリジナルの商品やサービスを作ることで、提供者側に回ることができます。
初心者でも作れる商品例
・電子書籍（Amazon Kindle などで販売）
・有料メルマガ（note、Brain、Xのサブスク機能を活用）
・オンライン講座（Udemy、YouTubeメンバーシップなど）
・コンサルティング（ZoomやLINEで個別指導）
最初から完璧なものを作る必要はありません。「自分が1年前に知っていたら助かった情報」をまとめるだけでも十分に価値があります。
3. 自動で収益が生まれる仕組みを作る
商品やサービスを作ったら、それを継続的に売るための仕組みを構築します。ポイントは 「自分が手を動かさなくても売れる仕組みを作ること」 です。
自動化のための方法
・ブログやYouTubeでSEO対策をして、長期的に集客できるようにする
・メルマガやLINE公式アカウントを活用して、興味のある人に継続的に情報を届ける
・広告を活用して、安定的に見込み客を集める
この仕組みを作れば、自分が寝ている間でも収益が発生する状態に近づきます。
4. 価値を提供する人としての視点を持つ
最も重要なのは、「どうすれば相手に価値を提供できるか？」という視点を持つことです。
コピペで稼ごうとする人は、短期間で結果を出そうとします。しかし、提供者側に回る人は、「長期的に信頼を築きながら価値を提供する」ことを考えます。
「ラクして稼ぎたい」という短絡的な思考から、「どうすれば人に喜ばれる価値を提供できるか？」という視点に切り替えるだけで、ビジネスの方向性が大きく変わります。
結論：長期的に「提供者側」に回れば、本当の自由が手に入る
コピペで稼ぐ手法を追い求める限り、一時的にお金を稼げたとしても、それは長続きしません。競争が激しくなり、環境が変われば、またゼロからのスタートになります。
一方で、「価値を提供する側」に回れば、時間とともに収入は安定し、自由な働き方を手に入れることができます。
最初の数ヶ月は学びと実践の連続ですが、その努力が一生の資産になります。裏技を探し続ける無限ループから抜け出し、本当の意味でラクに稼げる状態を作り上げましょう。
【補足】 頭を使って「ラクする側」に回るのはアリ
もちろん、何かしらの目的を持って「ラクして稼ぐ系」の商材に申し込むのはアリです。実際、私自身も 調査目的で そうした無料オファーに数多く登録しています。
「ラクして稼ぐ系のオファーを提供している人は、どんなマーケティングをしているのか？」を研究するためです。彼らの手法を学び、応用すれば、提供者側としてビジネスを拡大するヒントを得ることができます。
ただし、何の戦略もなく単純に「楽そうだから」という理由で飛びつくと、無限ループにハマり、時間もお金も浪費することになるので注意が必要です。
まとめ
- 「コピペで稼ぐ」手法はすぐに飽和する
- 短期的な裏技を探し続けると、無限ループにハマる
- 「提供者側」に回ることで、長期的に安定した収益を得られる
- 情報発信 → 商品作成 → 自動化 の流れを作れば、自由な働き方ができる
- 「楽をしたい人」になるのではなく、「楽を提供する側」に回るのが成功のカギ
今すぐ「消費者」から「提供者」へとマインドを切り替えることをおすすめします。