「好きなことを仕事にしよう」
「自分らしく生きよう」
そんな言葉に背中を押される反面、
「そもそも、好きなことがわからない」と立ち止まってしまう人も多いのではないでしょうか。
この記事では、“好き”が見えないままでも始められる、
自分らしさを見つけるためのやさしいヒントを紹介します。
この記事でわかること
- 「好きなこと=やる気MAXな情熱」じゃなくていい
- 「ちょっと気になる」から始めてみる
- 子どものころ夢中になったことを思い出す
- 「やってみたら案外ハマった」体験を増やす
- “違和感”を手がかりにするのもアリ
「好きなこと=やる気MAXな情熱」じゃなくていい
「好きなことがない」と思ってしまう理由のひとつに、
「好き=人生をかけたいレベル」と思い込んでしまうことがあります。
でも、“そこそこ楽しい”“ちょっと気になる”程度でも、立派な“好み”です。
「ちょっと気になる」から始めてみる
「好き」が見つからないときは、
「なんとなく惹かれる」「つい見てしまう」ものに目を向けてみてください。
好きかどうかを決めなくても、“気になる方向”に歩いてみることで、
少しずつ自分の輪郭が見えてきます。
子どものころ夢中になったことを思い出す
大人になるにつれて、「向いてる/向いてない」「稼げる/稼げない」で判断しがちですが、
純粋に“没頭できたこと”には自分らしさのヒントが詰まっています。
絵を描く、物語を作る、ひとりで空想する…
その小さな“熱中”は今もどこかにあるかもしれません。
「やってみたら案外ハマった」体験を増やす
「やったことがない」ものは、好きかどうかも判断できません。
- 本を1冊読んでみる
- 未経験のジャンルにふれてみる
- 行ったことのない場所に出かけてみる
“好き”は「やってみたあとに気づく」ことも多いのです。
“違和感”を手がかりにするのもアリ
「これは絶対にイヤ」と思った経験の中にも、
「自分が何を望んでいるか」のヒントがあります。
例:人前で話すのがイヤ → 一人で考えるのが好き?
競争が苦手 → 協力的な空気が好き?
“違和感”は、自分らしさの裏返しでもあるのです。
まとめ
「好きなこと」は、見つけるものじゃなく、
“気づいていくもの”。
完璧な答えを出そうとしなくていい。
ただ、気になるもの・しっくりくるものに少しずつ手を伸ばしていくこと。
それが、“自分らしさ”と出会うプロセスになります。