こんにちは、ラプラスです。
安定した人生というのは存在しない。公務員も例外ではないです。クビにはならないかもしれないが社内いじめが原因で早期退職なんていうのはよくある話で、問題は起こる。
人は生きている以上常に変化し続けるので、もし仮に変化しない(=安定)のであればそれは死んでいるのと同じ、という逆説的説明— ラプラス@起業した元大学院生 (@Laplace_256) May 4, 2021
これについて解説したいと思います。
就職したら一生安泰?
安定かどうかは置いておいて、
就職が決まると、なぜ人は安心するのでしょうか?
就職が決まると、もれなく以下の特典が得られます。
- 当面の給料が保証される
- 仲間がいる(=1人じゃない)意識が生まれる
(集団に属すると人は安心を感じるという性質をもっています)
これで、しばらく食いっぱぐれることはなさそう。
ただ、少し考えてみてください。
本当にこれで安泰でしょうか?
就職したらしたで新たな不安がまた湧いてきます。
- 会社をクビになったら?
- 上司と反りが合わなかったら?
- 会社が潰れてしまったら?
今ぱっと書きましたが、
考えればいくらでも出てきそうですね。
挙げ始めたらキリがありません。
これは会社員に限りません。
安定な人生が存在しない理由
じゃあ何をしたら安定した人生を歩めるのか?
結論から言えば、
安定な人生は存在しないです。
原理的にあり得ないのです。
なぜか。
安定を突き詰めると
究極的には「変化しない」ということと同義になります。
人間が全く変化しないとすると
その状態は死んでいるということなので。
生きている以上、
人生には必ず変化が伴います。
例えば、安定な職業として公務員が挙げられることがあります。
公務員だって公務員制度がなくなったら(=日本国がなくなったら)終わります。
このコロナのご時世。
ないとは言い切れません。
また、クビにこそならないものの、
そこに人間関係が存在する以上、
必ず問題が発生します。
公務員になったはいいものの、
職場でのいじめが原因で1年も経たずに辞めるなんていうのはよくある話です。
(公務員はクビにならない(=人が出ていかない)ので
同じ人間関係がずっと続き、いじめが起きやすいと言われています。)
安定な人生が存在しない以上、
安定に執着するとたちまち人生が退屈な方向に進み、不幸になります。
なぜなら、存在しないものを追いかけているからです。
不安に怯えないために
じゃあどうすればいいのか。
一生不安に苛まれながら生きていくしかないのか。
安定を追いかけているうちは、確かにそうかもしれません。
ただ、少し考えてみて欲しいのですが、
先に変化しない人間など存在しないから、
安定な人生など原理的にあり得ない。
という旨の話をしました。
逆にいうと、生きているのですから、人は常に変化します。
つまり、
人は常に不安定な生き物なのです。
なので重要なのは、
変化に怯えるのではなく、
いかに変化や不安と上手に向き合っていくことです。
参考にしてみてください。