
Amazonでは、「カートを取る」ことで、商品が圧倒的に売れやすくなります。
Amazonで物販をやるのであれば、カートの取得は必ず押さえておかなければならないテクニックです。
今回はカート取得のメリット、
カート取得の方法について書いて行きます。
カートを取ると何が良いの?
カートを取ると商品が圧倒的に売れやすくなると書きましたが、
いったいどういうことなんでしょうか?
もう少し具体的に書きます。
下の画像を見てください。
Amazonのとある商品のページです。
画面右の赤枠2つに注目してほしいのですが、
黄色い「カートに入れる」というボタンがありますね。
お客さんはこの商品を買おうと思った時にこのボタンを押してカートに入れます。
そして、カートに入れた商品をレジで決済します。
これがAmazonで商品を購入する流れです。
次にその下の赤枠(3行の文章)をみてください。
「この商品は、コスメの神様(←ショップ名)が販売し、Amazon.co.jpが発送します。」
と書いてありますね。
つまり現在は、コスメの神様(ショップ)がカートを取っている状態です。
なので
お客さんがこの商品をカートに入れると、
コスメの神様に注文が入ります。
で、画面中央の細長い赤枠に注目してください。
「新品(11)件の新品: ¥5,479 + ¥490 配送料」
と書かれています。
実は表示されていないだけで他にも11件のショップが同じ商品を扱っているんですよね。
ただ、カートをとっていない他のショップは「新品(11)件の新品」からでないと購入されません。
お客さんからすればどこのお店から買おうと一緒ですから、
カートをとっていないショップからは基本買われません。
わざわざ手間をかけて別のショップから買う理由はありませんからね。
つまり、
カートをとっている商品が圧倒的に購入すされやすいということです。
これが、カートを取ることの重要性です。
カート取得の条件
では実際に自分の店がカートを取るにはどうすれば良いのでしょうか。
「こうしたらカートが取れる」というような項目が定義されているわけではありませんが、
特に下記の条件を満たすことでカート取得率はグッと上がります。
- FBAを利用していること
- 価格が適正であること(最安値)
- 出品者のパフォーマンスが良好であること
それぞれについて詳しく見ていきます。
FBAを利用していること
FBAを利用している出品者の商品は、
自己配送の商品よりもカートを取りやすいです。
これはFBA商品は注文後、迅速に注文者に届けられるためです。
価格が適正であること(最安値)
価格に関しては基本的に最安値の商品がカートを取得する傾向にあります。
出品者目線で、安いのに越したことはないですからね。
ちなみにFBA利用と自己配送の商品とが同価格だった場合、
FBA商品がカートを取ります。
出品者のアカウントが健全であること
出品者は、アカウント健全性という指標により
Amazonの出品ポリシーを遵守できているかが常に評価されています。
したがって、アカウント健全性が良好である(=出品ポリシーを遵守している)アカウントの商品は、
カートを取得しやすいです。
普段からお客さんと気持ちの良い取引をしている出品者の商品が優遇されるのは
理にかなってますね。
アカウントの健全性の内容についてですが、
以下の項目でもって評価されます。
- 注文不良率
- キャンセル率
- 出荷遅延率
- 期日内配送率
- 追跡可能率
前半3つは0%に近ければ近いほど良好。
後半2つは100%に近ければ近いほど良好ということになります。
公式の説明も一応添付しておきます。
↓↓↓
まとめ
今回はカート取得のメリットと、
カート取得率を上げる方法について解説しました。
物販において商品の売れるスピードは最重要と言っても過言ではありません。
いざ、カートを制して販売を制してしまいましょう!