
物販で売り上げを伸ばしていくと、
卸業者から営業を受けることがあります。
手段はAmazonのセラーセントラルに
ダイレクトメッセージを飛ばしてくることもありますし、
直接電話をかけてくることもあります。
Amazonセラーはセラー画面に
電話番号の表記する必要がありますから
業者はいろいろなショップのセラー画面を見て、
見込み客としてリスト化しているのです。
僕にもDMが来たことがありますし、
営業が来たことは何度もあります。
電話営業の方が圧倒的に多いですね。
結論から言うと、
卸業者からの営業は基本無視で大丈夫です。
今回はその理由や、
業者から連絡が来た時の対応などを書いていきます。
もくじ
営業をかけてくる卸業者の真意
連絡してくるのはどういう目的?
業者が我々に連絡をしてくる目的はただ一つ、
われわれ小売業者に商品をたくさん売りつけるためです。
よくある謳い文句が、
「何十個以上という条件で単価〇〇円でいかがでしょうか?」
と、
大量購入を条件に格安で特別に販売しますというものです。
営業をかけてくる段階では
市場の価格より大幅に安かったりしますが、
小売店が販売する頃には
価格暴落しているということがよくあります。
普通に考えて、他の業者にもガンガン営業をかけているはずなので
供給過多になって暴落するのは目に見えています。
オイシイ商品のはずなのに売り込むという矛盾
とはいえ、小売のわれわれは専門家じゃないので
紹介された商品がオイシイ商品かどうかのジャッジはできないです。
ただ、ちょっと考えてみて欲しいのですが、
本当にオイシイ商品だったら、
どうしてわざわざ他人に教えるのでしょうか。
仕入れた分全て自分で売ればいいはずです。


今回の記事で一番言いたかったのはこの矛盾です。
例えば投資の世界であれば
証券会社がお得意先に新規公開株の情報を
内密に教えることもあるらしいですが、
どうして見ず知らずの業者に
わざわざオイシイ話を持ってくるのでしょうかね?
業者から連絡が来た時の対応
基本無視で大丈夫です。
ただ、しつこい業者も中にはいますから、
着信拒否にしてしまうのも手です。
また、IP電話に登録して、
セラーセントラルの電話番号をその番号に
替えてしまうのもいいと思います。
僕は物販用の電話番号として
IP電話の契約していました。
そうすることで確実に業者からの電話と
それ以外とをスクリーニングできますね。
それでも営業された商品が気になった場合には
もし、営業のトークに魅力を感じて、
それでも商品を仕入れてしまいたくなったら、
仕入れに移る前に
以下を試してから仕入れるのをおすすめします。
さくらチェッカーを利用する
さくらチェッカーという便利なサイトがあります。
このサイトはAmazon上の商品をサクラ・やらせ評価がなされたものかをチェックできるツールです。
怪しいと思った商品は一度このサイトで確かめてみるといいです。
試験的に2~3個だけ仕入れテストができるか交渉する
これはほぼ通らないと思いますが、
最初に数個だけテスト仕入れの交渉をしてみるのはアリかもしれないです。
優良な業者であれば、テスト仕入れはさせてくれます。
まとめ
まとめです。
- 卸業者からの営業は乗るべきではない。基本無視。
- IP電話の契約がお勧め
- どうしても気になる商品は2~3個仕入れられるか交渉する。