僕は普段あんまりお金を使うことがありません。
せいぜい仕事の機材（PC, 周辺機器）を買ったり、新作のゲームを新調するくらい。
車も持っていないし、腕時計もapple watchがあるので必要ないし…
いわゆる「ザ・社長」みたいなものを一切もっていません。
住んでいる家も、同じくらい稼いでいる人たちと比べればかなり控えめな方だと思います。
ただし、服はちょっとこだわっていて、ヨウジヤマモト。
後はたまに行く旅行とか外食くらいでしょうか。
ほぼ家にいるので、本当にお金を使わない…
なので長い間、タワーマンションとか高級車、ブランド品を喜んで買う金持ちは、
承認欲求が相当強いんだろうなーとか思っていました。
しかし、最近になって自分で投資や資産運用を勉強する中で、その考えが改まった部分があります。
結論、彼らは多くの場合、価値が下がりにくいものを選んで買っているだけっぽいということ。
都心のタワーマンションやフェラーリは価値が下がりにくく、
10年後にはほぼ購入価格で売却できる場合もあります。
例えば、中古のタワーマンションを1億円で購入し、10年後に同額で売却できれば、
10年間の住居費が実質的に無料になります（税金などで多少マイナスになるものの）。
一方、不人気なエリアで3,000万円かけて家を建てても、
価値が急激に下落し、10年後には購入価格の半額程度になってしまいます。
それくらいなら1億円で人気の中古物件を購入し、
10年後に9,000万円で売却する方が経済的にも生活の質にも優れています。
車や不動産は会社で購入すれば経費として計上でき、節税にもつながります。
したがって価値が下がりにくい物件や車は、貯金に近い性質を持っているといえます。
これは不動産投資などに触れていたら当たり前の知識かもしれませんが、
これまであまり不動産に興味がなかったため、最近になって気づきました。
昔は住宅なんて絶対に必要ないと思っていましたが、快適でお金の節約にもなるなら、中古物件を購入するのも一つの手だと考えるようになりました（新築は必要ありませんが…）。
高級腕時計や宝石のアクセサリーも同様です。
これらはいつでも現金化でき、価値が下がりにくいため、身につけることのできる貯金と言えます。
必要なときに現金化できるのも魅力です。
目先の価格が高いからといって、無理に安いものを買って妥協するよりも、
多くの人が欲しがる一流のものを購入し、価値が下がりきらないうちに売却して乗り換える方が、結果として手元に残るお金が増え、生活の質も向上するということ。
お金持ちは見た目には浪費しているように見えて、実際は賢く節約しているのです。
一方、貧乏な人は節約を意識しているようで、実際には無駄遣いをしてしまっているのです。
このことに気づいてから、高額なものを購入することに対する抵抗感がかなり薄れました。